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SC12

    SCはHPC(High Performance Computing)とその稼働に必要な各分野の技術・製品およびそれらを使った研究などの学術発表や各社・各機関の展示などが行われる、世界最大のHPC関連の国際会議です。元々はアメリカの国立研究所の関係者を中心にボランティア的に始められたもので、第1回目(SC1988)はフロリダ州オーランドで開催されました。
    当初SCのターゲットはHPC分野でしたが、HPCの発達、進化におけるネットワーク、ストレージの占めるウエイトは増加の一途をたどり、2002年にはその正式名称にNetworkingが、2004年にはStorage and Analysisが追加され、現在では "The International Conference for High Performance Computing, Networking, Storage and Analysis" となっています。2012年(SC12)は11月10日から16日にかけてユタ州ソルトレイクシティで開催されました。
    JAISTからは2000年代初めに当時の情報科学センターの関係者が参加するようになり、2008年開催のSC08からはより積極的にSCに参加すべくJAISTとしてのブース出展を行っています。2012年11月にユタ州ソルトレイクシティで開催されたSC12には情報社会基盤研究センターの関係者を中心に本学の教員5名、技術職員1名(二ツ寺)、学生3名が参加しました。