Matching HUB Kanazawa 2016
テクニカルセッション~詳細~
各テクニカルセッションの詳細をご紹介いたします。
日時 11月1日(火)15:30~18:00
場所 ANAクラウンプラザホテル金沢(2~4F)
1) 金沢工業大学 COI STREAM
「革新材料による次世代インフラシステムの構築」
社会実装に向けたフェーズ2における取組について
担当:金沢工業大学COI
座長:金沢工業大学ICC 所長 鵜澤 潔
会場:2Fセラヴィ 15:30~
概要:
H25年度より開始したCOIプログラムにおいて、 フェーズ2では社会実装に向けた具体的アプリケーションへの取組みをスタートしました。 具体的事例の紹介と討議により革新材料の社会実装の今後を探ります。
2) 3D計測によるものづくりの高度化
担当:産業技術総合研究所 工学計測標準研究部門 3D3プロジェクト
会場:3F 瑞雲(前) 15:30~
概要:
製品の設計・製造・検査などものづくりの一連の工程において、3D形状計測によって得られた測定対象物の形状に関するデジタルデータを活用し、ものづくりの生産性を向上することが取り組まれています。本セッションでは3D形状計測とその応用に関する最新の動向および事例を紹介するとともに、実用化への期待の高まる逆問題手法による光計測についてわかりやすく講演します。
3) 工業や医療を支える最先端の分析技術
~文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業:JAIST~
担当:JAISTナノテクノロジープラットフォーム事業
会場:3F 瑞雲 (奥) 16:00~
座長:JAIST 教授 大木 進野
概要:
JAISTに於いて展開されている本事業の成果は、工業材料、環境物質、農薬、薬物、タンパク質の分析など、多岐にわたっております。本セッションでは、これらの分析事例等をご講演いただきます。また、大学の設備・装置を企業等の外部の方に公開する制度をご紹介します。
製品の品質評価とその詳細な機能解析のためには、新しい分析技術の発やその応用が求められています。異分野の視点が科学技術イノベーションを創出する鍵となりますので、様々な分野の方のご参加・ご意見をお待ちしております。
4) 今、繊維産業が変わる!
担当:福井大学産学官連携本部
会場:3F 鳳(西) 16:00~
概要:
それぞれの国々の経済発展に大きく貢献してきた繊維産業は今、大きな転換期を迎えています。その一つは「スマートテキスタイル」と呼ばれる、新しい機能を備えたテキスタイル素材、また周囲の環境変化に対応して、着用者の好ましい環境に修正・対応するテキスタイル素材の開発です。もう一つは非水型および低環境負荷型の繊維加工技術への取り組みです。これらの分野には先進国がその先端を担ってゆく必要があり、新しい繊維産業が生まれようとしています。本セッションではこれらの分野を展示し、討論します。
5) イノベーションを生み出す人づくり〜わくわく人材が未来を拓く〜
担当:認定NPO法人キーパーソン21(協力:いしかわ学生定着推進協議会(金沢大学COC+))
会場:3F 鳳(中) 16:00~
概要:
企業や学校と共に開発し15年間にわたり35000人の子どもたちに行っている教育ノウハウをワークショップをまじえながらお伝えしつつ、未来を拓く人材について、ご一緒に考えます。
6) オープンな結集に基づく『北陸発』の農林水産・食品関連研究開発プラットフォームの形成・発展を目指して
担当:農林水産省「知」の集積と活用の場産学官連携協議会
会場:3F 鳳(東) 15:30~
概要:
1.開会(司会 リベルタス・コンサルティング)
2.プログラム
講演① 農林水産省:「知」の集積と活用の場関連予算の説明(15分)
講演② 石川県立大学(25分)
講演③ 帯広畜産大学:客観的な肉質評価法とその活用について(25分)
休憩(10分)
講演④ (株)果実堂(25分)
講演⑤ 中央農業研究センター(25分)
総合質疑(25分)
3.閉会
4.閉会後、会場内で名刺交換
農林水産省「知」の集積と活用の場産学官連携協議会テクニカルセッションチラシ
7) 大企業ニーズ提示型マッチング事業ニーズ説明会
担当:株式会社ケイエスピー
会場:4F 孔雀 15:30~
対象者:中小企業支援をされている方(公的・民間支援機関・金融機関、自治体、大学等)
概要:
国内外の大企業8社から、外部との連携で解決したい技術課題(60テーマ)を開示し、課題解決の提案が可能な技術を保有する企業、研究機関等を募集し、マッチングを行います。
8) 個性と共生の哲学: ロボットと人間の共生社会へ向けて
担当:JAIST知識科学系、金沢大学
会場:4F 雲雀 15:30~
登壇者:柴田正良(金沢大学、心の哲学・分析哲学)、小松孝徳(明治大学、HCI・認知科学)、長滝祥司(中京大学、身体論・現象学)
概要:
ロボットが我々とともに生活する世界が昔からSFなどで繰り返し描かれてきた。現在、Pepperの登場によりそれがかなり現実味を帯びている。一方で、若い世代からも、介護はロボットにしてほしくない、学校でロボットに教えられるのはいやだ、人間はロボットに支配されるのか、という違和感や不安の声が聞かれる。そのような声がありながらも、我々はロボットと共生する社会を作っていくだろうし、いくべきだろう。このセッションでは、心の哲学、身体の哲学をベースに、そのような社会をつくるためになにが必要かを考える。そして、人間のパートナーとしてのロボットの今後の開発方向に提言を行い、将来、ロボットが社会に実装されたときの、人間とロボットの「個性をベースにした共生」のあり方を探求する。
9) 地域科学技術イノベーション政策立案ワークショップ
担当:九州大学 科学技術イノベーション政策教育研究センター
会場:4F 白鷺 15:30~
概要:
地域科学技術政策立案支援システム「RESIDENS」の利用法のご案内と、大学と地方自治体の連携による地域活性化ケースによる ケースディスカッションを行います。ケースディスカッションでは、石川を舞台とした、実践的な地域活性化施策の実例をもとに会場でご参加頂いた皆様と共に検討を行います。