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平成18年3月修了生
金澤 圭祐 (現 (株)アルバック)さんからのアドバイス
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今思えば、私の人生の中で、堀田研での生活ほど充実したものはありませんでした。何度も挫折を経験しましたが、今となっては良き思い出の一つです。
堀田研では毎週のように、研究報告会が開かれます。一週間の成果を、そこで発表するのです。内容が無い場合、参考文献を報告します。質問されて答えられなかったら宿題になります。先生に聞いても答えは教えてくれませんので、自分で導き出すことが求められます。そんな妥協の許されない環境下だからこそ、個人の能力は確実に向上します。最後の学生生活を充実したものにしたい人は、堀田研が一番お勧めです。
充実した学生生活を過ごしてください。Jaistでの学生生活を他人に誇れるよう努力してください。社会に出てから、必ず役に立つと思います。
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平成18年3月修了生
松浦 好顕 (現 アルプス電気(株))さんからのアドバイス
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皆さんがJAISTに入学したということは、多かれ少なかれ研究者を志しているからだと思います。研究者になるということは勉強というものから離れることはできません。絶えず新技術に対応し、あるいは生み出していくのが研究者の仕事なのですから。
JAISTでの生活は社会人になる前の最期の期間です。この時期にぜひ勉強をし続けるという姿勢を身に付けるべきです。堀田研究室での2年間を社会人になる前の最後の期間の2年間として意識して勉強、研究に取り組めばその2年間が充実するだけではなく、その後の社会人としての生活にもきっと役に立つはずです。
後、息抜きをするタイミングも覚えましょう。抜きすぎるのは問題外ですが、いつも張り詰めているといつか切れてしまいます。また、煮詰まると物事を見る目が狭くなってしまいがちなので、一息入れて気持ちを入れ替えて物事に取り組むのも重要です。
みなさんがこの2年をどれだけ有意義に過ごせるかは皆さん自身の取り組む姿勢にかかっています。頑張ってください。
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