Last Updated 2005,4/11

新入生への修了生からのアドバイス

6ページ


 また、修了生に何か聞きたいことがあったら、horita@jaist.ac.jpに連絡して下さい。状況に応じて先輩方に直接連絡が取れるように致します。
但し、皆さん仕事で忙しいので、返事は遅れるかもしれません。御了承下さい。

*********************************************************

平成16年3月修了生  
石橋 清久 (現 日立国際電気(株))さんからのアドバイス

*********************************************************

 私が1年間通して、感じたことを踏まえアドバイスとしたいと思います。

まず、社会人として重要な能力をいくつか挙げてみました。専門知識はもちろんのこと、コミュニケーション能力、プレゼン能力、語学力などが重要となってきます。しかし、私が会社の業務を進めて行くうえで一番感じたことは、受身ではダメだということです。上記で述べた能力は必ず重要となってきます。しかし、常に受身の状態であれば、自分の能力向上にはつながりません。先輩や上長の指示を待っているだけでは、得るものは少なく、時間だけが経っていきます。自ら考え、自ら行動することが、あらゆる能力の向上につながってくると思います。社会人になれば、専門分野と違う仕事がする場合もあります。そんな時でも、考える力があれば大丈夫だと思います。

 そこで、学生時代の間に、物事を考える力(原因を究明・解決能力)、を少しでも身につけてほしいと思います。その力を養う事ができれば、今後、技術者として充実したものになると思います。その考える力を身につけるのに適した研究室が堀田研究室だと思います。堀田先生は学生に対して熱心に指導してくれます。厳しい事も言われます。その環境の中に自分を置くことで、自分を高めていくことができると思います。私もまだまだ未熟ですが、堀田研究室で過ごした約2年間に、大きく成長できたと思います。

しかし学生の中には、最後の学生生活だから、趣味などに時間を費やしたいと思っている人もいるかと思います。そのような人たちには、時間に制約のない研究室を選ぶことをお薦めします。また、楽な生活を望んでいる人もいると思います。自分の目的に応じて、研究室を選んでください。ただ、楽する生活を選んでしまうと、後悔することがあるかも・・・。
 最後に一言、どの研究室に配属になっても、自分の信念を持ち、充実したJAIST生活を送って下さい。そして、何か自信をもってJAISTを卒業してほしいと思います。




アドバイス目次へ戻る

堀田研究室へ戻る

材料科学研究科