Last Updated 2000,6/20
また、修了生に何か聞きたいことがあったら、horita@jaist.ac.jpに連絡して下さい。状況に応じて先輩方に直接連絡が取れるように致します。
但し、皆さん仕事で忙しいので、返事は遅れるかもしれません。御了承下さい。
********************************************** 平成8年3月修了生 川田 剛嗣(現 三洋電機(株))さんからのア ドバイス |
********************************************** 堀田研のすすめ 天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり。まさにその通りである。そこで、なにを以って人の上に立つのか、それは、”努力”である!! と真っ向から言いきるのが、堀田研の長(おさ)たる、堀田先生である。ここで、堀田研に席に置いたことでよかった点をまとめよう。 1.忍耐強くなった。 2.研究というものを客観的に見られるようになった。 3.英語力がアップした。 4.視野が大きくなった。 5.自分に自信がついた。 6.キッテルの固体物理学がわかるようになった。 7.ダイエットができた。 8.明るくなった。 9.無事に卒業できた。 等々、いろいろあるが、上記点は他研究室においても実現可能かもしれない。しかし、堀田研究室が他研究室と決定的に違うのは ”勉強した分だけ、みんなで遊ぼう!! ” といった点にあると思う。つまり、研究も一生懸命、遊びも一生懸命(!?)な研究室なのである。研究の疲れも、そういった息抜きで和らげられ、次の意欲へとつながり、すばらしいものとなったと信ずるものである。 また、私が思うに、研究室の雰囲気でいったら、No.1の研究室であると思う。まあ、それが嘘か真かを確かめるには、まず、堀田研のドアをたたいてみてください。暖かい笑顔(褒めすぎかな)の人が迎えてくれると思います。 P.S.堀田研配属者の特典・番外編 堀田先生の部屋は7Fにあるため、松任市他の花火見物にはうってつけの場所である。 ************************************************* |
|
********************************************** 平成8年3月修了生 阿部如成 (現 ナミックス(株))さんからのアドバイス ********************************************** 「修了生から新入学生への一言」
平成8年3月堀田研究室修了の阿部如成と申します。私は現在、ナミックスという会社で、半導体を外気、衝撃等から保護するペースト(封止樹脂)の開発に携わっています。私が2年弱、堀田研究室で学び、体験したことを下記に述べます。 私が堀田研究室を選択した理由は、単純に堀田研究室の研究内容に興味があったからです。堀田研究室に配属が決まった当初、堀田先生より、研究の内容・教育の方針などを親切に教えていただき、良い研究室に配属になったと思いました。
本格的に堀田研究室配属生として動きだすと、堀田先生からの妥協のない指導が始まりました。特に私の代は、堀田研究室一期生ということで、堀田研究室のメンバーは、堀田先生と配属生2名の計3名でした。人数が少ないこともあって、毎週1回行われる輪講と研究報告会or雑誌会そして毎日の実験に追われる日々が続きました。勉強のできない私にとって”それ”は、かなり過酷なものでした。 しかし、”それ”が数ヶ月、一年と続くと”それ”にも慣れ、自分に自信がついて行くのが実感できました。最初は、そんなに厳しいことがわかっていたら、堀田研究室を選ばなかったのにと思っていたのが、むしろそんな厳しさを知らずに、堀田研究室を選んで良かったと思うほどになりました。
私は、現在から一生、この研究室を修了したことに誇りをもって生きていくことができると思います。それは、あんなに勉強のできなかった私を辛抱強く、親身になって指導してくださったおかげで、これ以上できないくらいの努力をして、きちんと自分に自信をつけて修了できたからです。 新入学生の皆さんは、自分がなんのために大学院にまで来ているかをよく考え、研究室を選択する必要があると思います。自分に自信のない人もある人も、親身で妥協のない指導の研究室で学び、真の意味での”修士・博士”としての実力をつけて修了しては如何ですか?
********************************************** |
********************************************** 平成9年3月修了生 池田芳隆 (現 ニッコー(株))さんからのアドバイス ********************************************** 初めまして、池田と申します。「新入生への修了生からのアドバイス」と
いうことですが、私が研究室を決めたときの考え方や研究室の雰囲気などに
ついて思ったことを書きます。 まず、研究室を決める際に考えたのは、私は少々だらけ気味の所がありま
したので、面倒見のいい先生の研究室が望ましいということ、研究すること
のみに注力しすぎ、遊び心を持てないような余裕のない研究室は精神的に良
くないということ、また半導体関係の薄膜成長、それも単結晶に関すること
に興味があったので、そのようなことを研究対象としているところがいい、
ということでした。
堀田研究室はそんな私の条件に合っていると思いましたので、
第一志望で配属を希望しました。そして希望どおりに堀田研に配属できまし
た。 そして配属後、研究活動を通じて学んだことや経験したことについては満
足しています。また社会に出てからもそれを生かせていると実感しています。
それらについては他の修了生が書かれている内容と同感です。
ただ、少し欲を言うなら、実験内容や結果考察に対してもう一歩踏み込んで
考えるようにすれば良かったかな、とも感じています。
常に考える癖をつけておくのが、技術者として大事なことだと思うからです。
少し話は変わりますが、ここに目を通していただけた新入生の皆さんはこの
ページを見てどういう印象を持たれたでしょうか。修了生の名簿を載せてい
る研究室はよく見かけますが、コメントまで載せている研究室は珍しいので
はないかと思います。少なくとも、物性科学専攻の中にはここだけのようで
す(2000年5月現在)。 私達、修了生は大学院から離れ、研究室とは利害関係もほとんどなく縁遠い
存在となっています。ですが、堀田先生から「新入生に研究室のことを知っ
てもらいたいからなんか書いて。」との依頼に、「いいですよ、私の感じたこ
とでよければ。」といったやり取りがあり、この紹介を載せて頂いたという
こと自体が、堀田研で実際に研究活動を行った私達修了生が、研究室に対し
てどういう印象を持っているか、またどういう雰囲気の研究室であるか、
ということを、私の拙い言葉で説明する前に能弁に語っているのではないか
と思います。 以上ですが、新入生の皆さんには参考になりましたでしょうか?
堀田研究室とはそんな研究室だと思います。皆さんの質問をお待ちしていま
す。 ********************************************** |