もともと険しいJAISTへの道MLは、私が入学する直前に、修了してJAISTを離れ ていく人が不要品を新入生に売り買いする場を提供するMLとして中済さんが発 足したforsale MLが母体です。これが思わぬ反響を呼び好評だったため、私が その後を引き継ぎ、入学後にwelcome MLと改名し現在に至ります。昨年は世話 役を井澤さんに押しつけてしまいましたが、今年は再び徳田が世話役をやって おり、ま、あと数年は続けられそうです。今後も入学する人の役にたてれば幸 いです。
ところで、このFAQは、徳田のまったくのボランティアで作っています。今は いませんが学生課の木村さんはバイトでする価値があると言ってくれましたが、 すでにお金なしで動いているところに、お金が払われる事は結局ありませんで した。確かに、これはきつい作業です。最近ではMLの流通量こそ少ないものの 流れてくる記事から使えるものを選別し編集する作業はやった人だけがわかる 手間のかかる仕事です。また、いまだにplain textからWWWへの変換は手作業 です。plain2htmlなどもありますが、どうも思い通りになりません。いくつか のperl scriptで30%整形した後、残りの70%をマンパワーで仕上げています。
もし、html生成ツールを作る方がいたら、私の経験から次の機能を実現して下 さい。
最後になりましたが、JAISTの一番恐いことを述べておきましょう。 JAISTの厳しさは半端ではありません。 研究の厳しさはどこの大学も同じでしょう。 違いは講義と修了条件にあります。 半年が終った時点で10人前後が単位不足で研究室に配属されず、 1年が終った時点で30人が留年しています。 こんご修士研究の審査があって、 私の同期は120人入学しましたが、 この中で2年で終了するのは70人程度ではないでしょうか。 これは昨年の修士論文の一覧の数を数えてもわかると思います。
日本では類稀な大学です。入るのは簡単で出るのがなんと難しいことか!
tokuda@jaist.ac.jp