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内平研究室紹介記事(その2)

以下は,朝日新聞2018年3月25日朝刊34面(広告記事)から引用

最先端のIoTを,情報技術とマネジメントの両面から学ぶ

先端科学技術研究科(知識マネジメント領域)内平直志 教授

グローバル化が進展し,織烈な国際競争がますます激化する中, loTやAl,クラウド の浸透により,ビジネスは私たちの想像を 超えるスピードで展開されるようになリました. このスピードに対応していくためには, 例えばこれまで別々の部署で行っていた商品企画,設計,営業・販売 というサイク ルを,一つのチームに統合して回していくマネジメント が必要になリます.これを実践 するための手法がイノベーションデザイン です. IoTを使って,どうイノベーションを起こしていのか. このイノベーションデザインの方法論が,私の研究テーマのーつです.

もうーつ注目しているのは,「人からデータを収集する」ことです. IoTと言うと,モノに取り付けられたセンサーからデータを 収集するのが一般的ですが,人間の視覚や聴覚といった五感も, 立派なセンサーです.人間が持つセンサーと物理的なセンサーの 両方のデータをクラウド側で分析するこの 技術は IoE (Internet of Everything)と呼ぶべきかもしれません. このIoEによって,従来のIoTの限界を超えた新たな価値を 創出できるはずです.

仕事と研究の両立で ピジネスに相乗効果

AIやIoTは,これからの時代に求められる技術です. しかし,優れた技術を持つ人材が,技術開発だけに 専念していればいい時代ではありません. イノベーションを生み出すためには,どうやって ビジネスとして成功させるかという視点も兼ね備え なければなりません.技術開発を行う上で必要な スキルと知識,そしてloT時代のマネジメント能力を 併せ持った情報技術者,データ サイエンティストを いかに育成していくかが,JAISTの使命だと考えています.

JAISTの東京サテライトは, こうした最先端のloTイノベーシンを「情報技術」と 「技術・サービス経営」の両面からアプローチ. 社会人を対象にしたコースですが,情報技術や イノベーションマネジメントの表層的な理解ではなく, 自らのビジネス課題に直結するような研究への主体的な 取り組みを通じて,本質を追求し深く思考する能力が 身につきます.バックボーンの異なる学生たちが 切碓琢磨し合う,知的な刺激にあふれた学びの場です.


朝日新聞2018年3月25日朝刊34面(広告記事)


問い合わせ先:内平直志 uchihira@jaist.ac.jp