表記のとおり、2016年の「認知科学」の奨励論文賞をいただきました。
布山 美慕 & 日高 昇平 (2016). 読書時の身体情報による熱中度変化の記述. 認知科学, 23(2), 135–152.
布山美慕氏との共同研究です。2017年9月14日に表彰されていましたが、掲載が遅くなってしまいました。
— 以下大学広報HPより転載
【奨励論文賞】
■受賞年月日
平成29年9月14日
■論文タイトル
読書時の身体情報による熱中度変化の記述
表記のとおり、2016年の「認知科学」の奨励論文賞をいただきました。
布山 美慕 & 日高 昇平 (2016). 読書時の身体情報による熱中度変化の記述. 認知科学, 23(2), 135–152.
布山美慕氏との共同研究です。2017年9月14日に表彰されていましたが、掲載が遅くなってしまいました。
— 以下大学広報HPより転載
【奨励論文賞】
■受賞年月日
平成29年9月14日
■論文タイトル
読書時の身体情報による熱中度変化の記述
日高が野島久雄賞(日本認知科学会)を受賞いたしました。
以下日本認知科学会メーリングリスト(2017/09/05)より抜粋です。
研究員の鳥居が科研費「平成29年度 研究活動スタート支援」の内定を受けました。
研究課題名:手抜きな運動制御メカニズムとしての身体技能の解明
概要:人の認知的活動の多くは,自らの身体を動かし,環境へ働きかけることでなされる.身体という大自由度系で高度な動作を生みだす運動制御は一般に身体技能と呼ばれる.人の運動制御は,筋肉の収縮で生じる身体的な力と,それ以外の環境的な力を利用する.このうち,筋肉の出力は筋肉の疲労と比例関係にあり,疲労の累積とともに動作の正確さは失われる.この筋肉の性質上,直接調整できる身体的な力のみでは正確な反復的動作を継続的に行うのは難しい.そこで,ある動作に要する力の一部を環境的な力で補い,身体的な力を抑えて筋肉の疲労を軽減し,正確な反復的動作を継続可能にする身体技能が「手抜き」である.本研究では,行動実験データと身体環境系モデルを統合し,筋肉の疲労という身体的制約の下で手抜きを実現する身体環境系の運動制御メカニズムを理論的に解明することを目指す.
テーマ:情報・学習・理解の認知過程へのアプローチ
日程:2017年8月27, 28,29日
場所:サンテラス箱根
参加費・懇親会費:無料
主催:北陸先端科学技術大学院大学日髙研究室
27日
0. JAIST/野々市/玉川大学~会場へ移動 (各自15:30までに着)
1.認知計算論研究会の趣旨について (16:00-17:00) 日高 昇平 (JAIST)
食事・休憩 (17:00-19:00)
2.物体・形状・認識の理論に向けて:「Objectoid」プロジェクト (19:00-21:00) 加藤 龍彦(JAIST)
28日
3.三項類推・比喩の理解に向けて「ダジャレもん」プロジェクト (10:00-12:00)小林 瞭(JAIST)
食事・休憩
4.物語理解と自己変容の関係の記述に向けて (13:00-15:00) 布山 美慕 (玉川大学脳科学研究所/慶應義塾大学SFC研究所)
5.身体模倣の計算論に向けて (15:00-17:00) 鳥居 拓馬 (JAIST)
食事・休憩
6.理解とオブジェクトの計算理論に向けて (19:00-21:00) 日髙 昇平 (JAIST)
29日
7.クロージング/ 解散 (9:30-10:00)
研究助成:平成28年度科学研究費補助金若手研究A (代表:日髙昇平), 日本学術振興会, 研究課題「力学系の不変量による身体運動の分節化・認識・生成理論の構築」.
昨日、表題の研究会に参加してきた。その概要をまとめておく。
ちょうどNorthoff氏が到着したころに、我々(日髙・鳥居)もバイオ大に到着し、昼食後のセミナー再開から参加となった。
午前中には、Northoff氏以外のメンバー(西郷さんやその他の圏論ユーザーの先生方)で、意識に当てはめることができそうな図式について議論がされていたようだ。
主催者の一人西郷さんがまず圏論用語の紹介と共に、その図式の紹介を行った。実際には、その途中でダイナミックに議論が巻き起こり、下の写真のような感じで2度ほどホワイトボードを埋め尽くした。
「意識のモデル」はこの写真のクローズアップされている部分(よくわからないかもしれないが)で、四項図式というものだそうだ。これ自体は量子力学やMcLaneの圏論の教科書に載っているらしい。
この図式にSpec(上:Events), States (左:Condition), Alg (右:Body), Dyn (下:Environment)という4つの圏があり、その間の射がModules (Brain)である。
研究室のホームページを作成しました。