日髙が神経回路学会2023 のシンポジウムII 「意識と数理」にて招待講演(演題:「意味理解の認知過程への圏論的アプローチ」)を行いました。
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第40回日本認知科学会での発表
2023年9月7-9日に公立はこだて未来大学で開かれる第40回日本認知科学会にて、以下の研究発表を行う予定です。
ポスター発表
- ⻘井孝史 & 日髙昇平. (2023). 不確定な名辞系列問題のメンタルモデル構築における対称性バイアス.
- 前田晃弘, 鳥居拓馬 & 日髙昇平. (2023). なぜ単語分散表現に代数的構造が現れるのか―二部グラフを用いた単語共起関係の類型化の提案―.
- 梶原悠, 日髙昇平 & 鳥居拓馬. (2023). 帰納推論を可能にする自然の斉一性は何か:ハノイの塔ゲームを事例とした検討.
- 細川敦司, 日髙昇平 & 鳥居拓馬. (2023). アニマシー知覚に関連する動きの性質:時間的随伴性と速さの検討.
- 月田諒弥 & 日高昇平. (2023). 視線追跡型VRによる曖昧な線画の立体知覚の定量的評価に向けて.
- 宮本真希 & 日髙昇平. (2023). マンガ内の装飾文字「描き文字」を介した情報伝達に影響する要因の特定に向けて.
- 長田卓也, 田澤龍之介 & 日髙昇平. (2023). 投球における鞭運動の定量評価に向けて.
- 朱剣 & 日髙昇平. (2023). ランダム点運動の順応による運動知覚の変化.
CogSci2023などでの発表
CogSci 2023にて 以下の発表を行います。
- Hidaka, S., Kato, T. & Takuma, T. (2023). Two-stem Analogy Task is a Better Test for Relational Reasoning. The 45th Annual Meeting of the Cognitive Science Society (CogSci2023). [link]
人工知能学会全国大会第37回(JSAI2023)での発表
2023年6月6日~9日に熊本城ホールで開催された人工知能学会全国大会第37回(JSAI2023)にて、以下の発表を行いました。
口頭発表
片瀬菜津子, 鳥居拓馬 & 日髙昇平. (2023). 天動説より地動説を選ぶ認知的なモデル選択基準に関する考察.
留学・サバティカル 2023
PI 日髙は2023年4月より2024年3月までサバティカル制度を利用し、ロンドンのCity, University of LondonのEmmanuel Pothos教授の下でVisiting Scholarをしています。
博士後期課程学生の田澤は 2023年3月より1年間、ドイツOtto von Guericke University of MagdeburgのSanaz Mostaghim教授の研究室に留学(研究指導委託)しています。
博士後期課程学生の宮本は 2023年9月より1年間、オランダTilburg UniversityのNeil Cohn准教授の研究室に留学(研究指導委託)の予定です。
第九回認知計算論研究会
基盤研究 B (一般) 2023
以下の日髙を研究代表者として競争的研究資金を獲得いたしました。引き続き研究に励んで参ります。
令和5年度科学研究費補助金基盤研究B (一般), 日本学術振興会, 研究課題「視覚的オブジェクトの計算原理の解明」(代表:日髙昇平). (JSPS KAKENHI Grant-in-Aid for Scientific Research B JP23H0369) (link)
委員特別賞 (NLP2023)
言語処理学会第29回年次大会(NLP2023)にて委員特別賞(対象579件中26件)を受賞いたしました。
Q11-6 単語ベクトルの平行四辺形を特徴づける図形距離
前田晃弘 (JAIST), 鳥居拓馬 (東京電機大), 日髙昇平 (JAIST)
第八回認知計算論研究会
テーマ:理解の認知過程の解明に向けた実験的・理論的アプローチ
日程:2022年11月11, 12,13日
参加費:無料
主催:北陸先端科学技術大学院大学日髙研究室
「認知科学」論文賞
昨年「認知科学」28巻1号に掲載されました日髙・高橋の論文 (link)が、論文賞を受賞いたしました(認知科学HP)。2022年9月9日に開催されました日本認知科学会総会(オンライン)にて、表彰していただきました。
■受賞にあたって一言
この度は,私たちの論文に対して栄誉ある論文賞をいただき,光栄に存じます.また,特集エディタの高橋達二先生,布山美慕先生,匿名査読者の方,並びに,この論文をまとめるにあたり、議論にご協力ただいた先生方に深く感謝を申し上げます.
この論文の内容は,数年来温めてきた意味認知の理論に関する構想の一端を書き留めたものです.今後もこのような数理的な分析を基礎に、人の意味認知過程を説明するべく研究を展開したいと存じます。