昨日、表題の研究会に参加してきた。その概要をまとめておく。
ちょうどNorthoff氏が到着したころに、我々(日髙・鳥居)もバイオ大に到着し、昼食後のセミナー再開から参加となった。
午前中には、Northoff氏以外のメンバー(西郷さんやその他の圏論ユーザーの先生方)で、意識に当てはめることができそうな図式について議論がされていたようだ。
主催者の一人西郷さんがまず圏論用語の紹介と共に、その図式の紹介を行った。実際には、その途中でダイナミックに議論が巻き起こり、下の写真のような感じで2度ほどホワイトボードを埋め尽くした。
「意識のモデル」はこの写真のクローズアップされている部分(よくわからないかもしれないが)で、四項図式というものだそうだ。これ自体は量子力学やMcLaneの圏論の教科書に載っているらしい。
この図式にSpec(上:Events), States (左:Condition), Alg (右:Body), Dyn (下:Environment)という4つの圏があり、その間の射がModules (Brain)である。