担当:ZHANG YUE 日時:10月12日(木)15:30- 場所:コラボレーションルーム2 紹介論文: The Evolution of Community Self-Organization in Interaction With Government Institutions: Cross-Case Insights From Three Countries 政府機関との相互作用におけるコミュニティ自己組織化の進化: 3カ国からのケースを比較分析することによって得られる洞察 概要:本論文は地域主導のボトムアップ組織と行政の相互作用に焦点を当て、コミュニティ自己組織化の進化に関する3つケースを比較分析する論文です。 市民からの行動は、既存の状況に不満を持ち、新しい政策や行動が必要であると感じていることからしばしば生じる。 自己組織化された市民イニシアティブが、すべての市民の視点と関心を代表し、捉えることが重要である。市民イニシアティブの進化と持続期間に大きく影響する。 コミュニティやボランティア組織など、他の市民とつながることができる人は、成功することができる。そうでない人は正当性を失い、失敗することがある。 共同創造的な関係を発展させるために、政府と市民の両方の組織構造の境界で活動できるアクターは、市民の自己組織化イニシアティブを正当かつ効果的に発展させ、これらのイニシアティブを生き生きとして持続させるために重要である。 前回の論文紹介では、化学と生物学でよく使われる分子レベルの自己組織化について紹介しましたが、 今回は私の研究に少し近づき、人間で出来ているコミュニティの自己組織化についての論文を紹介します。 前回のモデルと今回のコミュニティに照らし合わせて、どのくらい人間社会を解説できるだろうかについて、皆さんと議論したいです。 書誌情報:Jurian Edelenbos, Ingmar van Meerkerk, and Todd Schenk The American Review of Public Administration, June 14, 2016 Speaker: YUE ZHANG Date & Hour: 10/12 (Thursday) 15:30 Place: collaboration room2 Title: The Evolution of Community Self-Organization in Interaction With Government Institutions: Cross-Case Insights From Three Countries 論文URL:http://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0275074016651142