担当:趙巧 日時:8/23(水) 場所:コラボレーションルーム2 内容:廃炉に関わる退職高齢者の知識を次世代に伝達することによる心理社会的な変化を測定する 概要:世間で団塊の世代が,組織の中心・支えている世代が大量退職することで発生する組織・技術・技能の喪失に関する諸問題という2007年問題があったが,ふげんでは10年スライドして2017年前後職員が徐々に退職しているという現状がある(樽田、2017)。次世代に仕事の引継ぎをしないと行かないが,ふげんの従業員は,運転停止・廃炉という現状において、自分達が担ってきた原子力発電知識は無駄にしかならないのか,という思いを持っている可能性がある。そういう思いは世代継承性モデルの要因で「文化的要請」「内的欲求」「信念」「関心・関与・行動」「物語り」に関連し,世代継承性意識の低群になる可能性がある.(McAdams et al.1992).また,エリクソンの心理社会的生涯発達論という観点から考えると、ふげん職員の心理社会は停滞性が世代継承性より高い状態になり,心理的にはネガティブな状態になっている可能性があると考えられる.本研究では,廃炉に関わる人の心理状態を明らかにし,さらに,より広い継承することにより,世代継承性が上がり,ポジティブな心理社会を持ち世代継承性を至るかを確かめるどうかを確かめる. これは12月に提出する研究計画書の一部分ですが,今後の研究方向,調査目的をはっきりするものなので,皆さんと議論できたら幸せです. どうぞよろしくお願いいたします. Speaker: ZHAO Qiao Date & Hour: 8/23(Wed)15:30 Place: Collaboration Room 2 title: Measure psychological changes by communicating the knowledge of retired elderly people involved in decommissioning a nuclear plant to the next generation