担当:外谷 弦太 日時:3/3(月) 15:30- 場所:コラボレーションルーム2 内容:論文紹介 紹介論文: Naoko Tokimoto & Kazuo Okanoya, "Spontaneous construction of "Chinese boxes" by Degus (Octodon degu): A rudiment of recursive intelligence? ", Japanese Psychological Research 2004, Volume 46, 255-261. 論文入手先: http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1468-5584.2004.00257.x/abstract 概要: 複数の物体を操作し構造化するには高い知能が必要であり,道具使用の必須条件と言われている. この研究は,ネズミの一種であるデグーが発声オペラント学習という物体操作と無関係な訓練を 行うことにより,三つの物体を操作し組み合わせるようになった,と報告している. ヒトと霊長類以外の哺乳類による複数物体の自発的な組み合わせを記述した文献はこれが初出であり, 発声と行動の認知的関係という興味深い指摘も見られる. 自分の研究において重要な概念である物体操作を中心に議論したいと考えています. Speaker: Toya Genta Date&Hour: 3 Mar. (Mon.) 15:30- Place: Collaboration room 2 Title: Spontaneous construction of "Chinese boxes" by Degus (Octodon degu): A rudiment of recursive intelligence?