担当: 外谷 弦太
日時: 7/25(木)15:30-
場所: コラボレーションルーム2
紹介論文: "The Action Game: A computational model for learning repertoires of goals and vocabularies to express them in a population of agents"

概要:
今回のゼミでは,人のコミュニケーション能力の発達をモデリングしたエージェントシミュレーションを紹介する.
本論文は,”Action Game”というエージェント同士の協力で目標を達成するゲームを通して,
エージェントが用いる語彙の数(実験2ではそれに加えて目標の数)がどう変化していくかを調査している.
実験の種類はおおまかに分けて二つあり,それぞれ言語学習と言語進化にアナロジックな構成を持つ.
語彙及び目標の生成や他者の行動模倣など,自分がやりたいと思っている研究に近い部分があり,
また実験内容的にも興味を持ってくれる人が多いのではないかと思っている.言語進化については
知識の足りていない部分が多々あるので,ゼミを通してそれらを補いたい.

論文:
"The Action Game: A computational model for learning repertoires of goals and vocabularies to express them in a population of agents",
Interaction Studies 13:2 , 285-313, 2012.
PDF: