ドキュメント
はじめに
崩珠(poje)に興味を持っていただいてありがとうございます. 崩珠は,コンパイル社・セガ社のアクションパズルゲーム「ぷよぷよ」シリーズを基にして,アクション性を除き思考ゲームとしての戦略性を強調したゲームです.
※本ゲームの公開に関しては,セガ社に「非営利,音声や画像の流用をしない,セガ社のぷよぷよと混同されないようにする」等の条件のもと,承認をいただいています.
本プログラムは,崩珠に関して
- 人間 vs コンピュータ の対戦
- コンピュータ vs コンピュータ の対戦
- 人間またはコンピュータの通信対戦
- 通信対戦サーバ
- 棋譜の保存と再生
を行うツールです.
プログラムコードは基本的に全て公開します.思考アルゴリズムを改良し,いずれは人間に勝てるようなコンピュータが出てきてほしいです. そのための研究開発プラットフォームとして,育てていきたいと考えています.現在のものがあちこち未成熟であることは十分理解しています.みなさんのいろいろなご意見をもとに,使いやすいものにしていきたいです.
崩珠のルール(ぷよとの違いを簡潔に)
基本的なルールはぷよぷよ通に準拠しています.
- フィールドは横6 マス×縦 13 マスとし,プレイヤはそれぞれフィールドを持ち,全てのマスが埋まると負けとする.(窒息点の概念がない)
- ゲームの進行はターン制で,着手は両者同時に行います.
- 4 色の珠を用い,4 つ以上の珠が上下左右に繋がると消える.
- 連鎖を行うと,相手のフィールドに邪魔珠を降らせることができる.
- 自分と相手の両者が邪魔珠を送った場合,差し引きした分だけが送られる(相殺).
- 配珠は,最初にどちらかが珠を消すまで同じものが両プレイヤに送られる.
- 配珠に含まれる色は基本的にランダムに決められるが,連続して 3 ターン含まれない色は次に必ず含まれるよう決定される.(ランダム性の低減)
- C 連鎖には C ターンを必要とし,その間は配珠を操作できない.(相手が C 連鎖したと分かってから,自分には C+1 回の着手の猶予がある.)
- C 連鎖したときに送れる邪魔珠数は 3C(C-1) 個とし,さらにその c 連鎖目に n>4 個の珠を消した場合には c(n-4) 個のボーナスが与えられる.
ぷよぷよに慣れた方にとっての注意点
- 全消しボーナス,多色消しボーナスはありません.
- 最初の4つの配珠がすべて違う色で来る場合があります.
- “ちぎり”のペナルティが存在しません.
- 画面外(最上段の上)に珠を置くと隠れずに消滅します.
- マージンタイムが存在しません.