能美市まなびフェスタにて護美ワーキングの「環境食育調理」と共催
平成22年2月28日(日)、北陸先端科学技術大学院大学「JAIST Science Cafe」は、能美市まなびフェスタの「環境食育調理」を護美ワーキングと共催いたしました。
「環境食育調理」の目的は、地元能美市で栽培された無農薬有機野菜を調理して味わうことで、地元野菜を「作る」「食べる」という意欲へつなげること。そして、環境にやさしい生活をしている人の良い話を聞くことで自らの実践へつなげていけるイベントとするものです。対象は、小学校高学年の親子です。
サイエンスカフェいしかわは、環境や科学コミュニケーションの視点から大学と地域が共に、生涯学習や環境を考えていく支援を行います。共催の実現には、行政や護美ワーキング側からの打診があり、我々の地域貢献というビジョンと一致したためです。これは、日頃から行っているサイエンスカフェという市民と科学者の交流活動の成果の一つとして考えることができます。
今回、調理に用いられる環境に配慮した食材には、地元の料理くずなどを堆肥として育てられた郷土野菜が使用されています。調味料の食用油も、能美市エコ未来塾が、地域で育て作った食用油を用いております。これら地産地消は環境負荷の抑制が期待されております。また、生産者や消費者の顔が見えることで安心できる食材とも考えることができます。親子で参加することで、地域の話題作りや食育や環境の教育面として繋がることに期待がなされております。 |