第11回「グリーンマップの魅力−Think Global, Map Localの視点から−」 |
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2009年6月6日(土) |
千原かや乃 氏
(北陸先端科学技術大学院大学
知識科学研究科) |
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会 場 |
北陸先端科学技術大学院大学 国際交流会館2階会議室 |
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6月6日午後4時より、本学オープンキャンパスの開催にあわせて第11回目の「サイエンスカフェ石川」が本学国際交流会館で開催されました。 「サイエンスカフェ石川」として11回目を迎える今回のテーマは「グリーンマップの魅力−Think Global, Map Localの視点から−」でした。本学では1990年の開学以来、毎年初夏に行われるオープンキャンパス等のイベントを通じて能美市民との交流を図っています。特にサイエンスカフェ石川は能美市との学官連携協定による支援を受けています。第11回目のサイエンスカフェも、これまで同様に地域と本学の絆を強化すべく開催されました。 今回の参加者は本学学生も含めて24人でした。地域からは加賀市環境安全部、加賀市立図書館、能美市まちづくり課、生涯学習課からも職員の皆様が多く参加され、親子でお越しになった方や小さな赤ちゃんを連れたお母さん方も参加されました。
話題提供者の千原かや乃さんは、本学知識科学研究科博士後期課程に在学しています。本学のサイエンスカフェ石川における話題提供は今回で3回目になります。千原さんは地域の環境NPOで実際にグリーンマップを作る活動をされています。 今回取り上げられたグリーンマップは地域の環境状態を表す世界共通のアイコンを使って作成する地域の地図です。アメリカのデザイナーであるウェンディ・ブラウアー氏が考案したものです。私たちが普段生活している場を改めて見て歩き、発見したものをアイコンにします。緑地のアイコン、水辺のアイコン、発電施設のアイコンいろいろあります。ゴミが不法投棄されて環境が悪化した場所のアイコンもあります。身の回りの自然環境、生活環境の状態を一目見て分かるようにしようという取り組みです。 サイエンスカフェでは、子供達の目線で作成したグリーンマップを作ろうとか親たちの目線で作成したグリーンマップを作ろうといった意見が出、たいへん有意義な時間となりました。
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