日本ソフトウェア科学会 |
|
Japan Society for Software Science and Technology |
ソフトウェアに関する先端的な学術研究と実際的なソフトウェア開発を行うこ とは,ソフトウェア研究者の大きな目標ですが,それらを両立させることは容 易ではありません.SPA(Systems for Programming and Applications)は,こ れら二つの大きな目標を目指す研究者が一堂に会し,最新の研究成果の発表お よび,新たな研究課題についての討論やアイディア交換を行うことを目的とし たワークショップです.SPAでは基礎理論から応用研究までソフトウェアシス テムに関する幅広い研究を募集します.また,完成した理論やシステムの研究 発表のみならず,萌芽的なアイディアや問題点の提示等も歓迎いたします.
SPAは合宿形式のワークショップで,プログラム委員会で採択した研究発表を 中心に,招待講演やチュートリアル等も行なう予定です.また,参加者の研究 の発展や新たな共同研究等の契機となることを期待し,討論の時間を十分にとっ たスケジュールにする予定です.
日本ソフトウェア科学会オブジェクト指向コンピューティング研究会は,1985 年から1997年まで13回に渡って「オブジェクト指向計算ワークショップ(WOOC)」 を開催してきました.WOOCにおいて特徴的だったのは, 著名国際会議・学術 誌での発表を目指した研究者が多数参加し交流するワークショップであった, ということです.1998年3月から始まったワークショップSPAでは,議論の対象 をソフトウェアシステム全般に広げながらも,WOOC以来の経験を活かした運営 を行っています.