よくある質問と回答(FAQ)

  1. BACって何の略?
  2. BACはどこから来たのか
  3. どうして今、BACなのか?
  4. BACの主旨は?
  5. BACの具体的テーマは?テーマを挙げてください
  6. BACはどこへ向かうのですか?
  7. なぜ学生限定なの?
  8. 社会人や助手は本当にダメなの?
  9. 社会人ドクターならいいの?
  10. 論文投稿時に学生ならばいいのか?
  11. 最近まで学生だったのですが、いいですか?
  12. 発表予定のテーマはどんなものがあるのですか?
  13. テーマは何でも良いと言いますが、本当に何でも良いの?
  14. BACはどういう人に参加もしくは発表して欲しいと御考えですか?
  15. 異分野の議論ってうまくいくのか心配です
  16. 査読は誰がやるの?
  17. ポスターセッションって何ですか?
  18. 論文って書いたことないんですが。

  1. BACって何の略

    Be-Ambitious Conference の略で「大志を抱く会」という意味です。 学生の間だけでなく、全て研究分野に影響を与えたいという大きな 意志を持って付けられた名前です


  2. BACはどこから来たのか?

    BACはどこの学会にも所属していません。ゆえに分野の垣根はないの です。自分のやりたい研究を思う存分発表できる場所、議論できる 場所、仲間やライバルを見つける場所としてこれまでどこにもなか った形の学会を作ろうという学生有志によって作られました。


  3. どうして今、BACなのか?

    政治、経済だけでなく科学の分野にも閉塞感があるのが、現在の世 情です。これは縦構造による専門性の特化が原因ではないでしょう か?多角化するこれからの未来において広い視野を持つことは不可 欠です。新しい分野を生み出すこと、今求められているのは何かを 発見するために若く柔軟な思考のある学生諸氏のための会議が必要 なのです。


  4. BACの主旨は?

    ズバリ、一言で言うと領域横断研究会議です。BACを通して議論す ることの重要性、楽しさ、そして、異分野交流の必要性を参加者 皆さんに実感してもらうこと。これがBACの主旨です。無論、自分 の分野と異なる分野の研究は難解という不安があるでしょう。その ため、発表形式はポスターセッションとし、とことん話ができる ようにしました。また、コンセプトレベルの発表に止め、発表者に も徹底してもらいます。専門的話をしたければ、そういう学会に 参加すれば良いのです。BACではより広く様々な方面からの意見を 取り入れ、直球ではなく変化球が欲しい若い研究者のための学会な のです。


  5. BACの具体的テーマは?テーマを挙げてください

    テーマを挙げると、それはBACではなくなります。BACは原則的に 何でもアリなのです。無論、査読という社会常識の範囲という制 約はありますが、問題が起きない範囲ならどんなことでも発表可 能なのです。それゆえ、分野という垣根が外れ、好きなことを好 きなだけ発表でき、何らかの意見を得ることができるのです。知 りたいことがあれば、FAQに投げてくださいね


  6. BACはどこへ向かうのですか?

    BACは始まったばかりなので、今後どうなるかは今回が成功するか 否かにかかっています。また、我々はBACは起爆剤だと考えていま す。本来、既存の学会が協力してこのような研究会議を開くべき なのですが、様々な柵のため残念ながら領域横断的研究会議は存在 していません。このBACがキッカケとなってどんどん、同様の会議 が起ってくれることを期待しています。成功したら、BAC国際会議 ってのもいいですね


  7. なぜ学生限定なの?

    専門性の高いこれまでの学会では偉い先生方の前で萎縮してしまい、 満足な発表が出来なかった人は多いでしょう。BACの場合、高い専門 性よりもユニークでオリジナリティ溢れる研究発表を重視しており、 コンセプトレベルでも十分発表は可能です。発表経験が浅かったり、 自信がない人でも学生同士ならば議論がやり易いのでは?という考え で学生限定としました。

    無論、自由な議論という理由ならば社会人研究者の参加も認めるべき ところですが、社会人研究者の場合、経験や研究水準から考えて学生 の遠慮が生ずる恐れがあります。また、そういう遠慮をしない学生な らば、BACに参加せずとも異分野ネットワークを切り開く力があると思 います。

    議論する勇気のない学生や研究構想の浅さを危惧する学生に議論する 楽しさ、異分野交流の重要性を実感してもらい、自信を付けてもらう のが学生限定の大きな理由です。新しい人材を育む環境、ネットワーク を広げるため、これからである学生を主にBACを機能させたいと考えて います



  8. 社会人や助手は本当にダメなの?

    現段階では無理です。BACは学生対象の会議です


  9. 社会人ドクターならいいの?

    「学生」とは授業料を払って研究している人のことを指しています。 授業料を払って研究しているのならOKです


  10. 論文投稿時に学生ならばいいのか?

    投稿時に学生であり、会議開催時である4月に出席可能ならば問題あり ません。しかし、まだ社会人になられたばかりで、仕事も忙しく、会議 に参加することが果たして可能でしょうか?もし、論文投稿時に学生で あり、会議開催時には社会人という場合はセカンドオサーを義務づけたい と考えています。セカンドオサーは学生(後輩や友人など)であり、かつ 発表研究にファーストオサーと同等の関与が認められる者とする。

    当日ドタキャンは最も恐れるところで、御一人で研究されている方には 酷なことかもしれませんが、御了承頂きたく存じます



  11. 最近まで学生だったのですが、いいですか?

    学生時代に出会いが少なかったということを考えると出席したいという 方はいるかもしれません。もし、そういう希望が多いようでしたら、2 0日の夜にでもワークショップを開き、そのワークショップなどへの 参加を可能にして自由に議論してもらっても良いかと思います。ここに ついては検討致します


  12. 発表予定のテーマはどんなものがあるのですか?

    発表論文が出揃った段階、つまり、投稿〆切後にホームページ上に公開 する予定です。応募された論文を随時、公開すると論文の題名が分野の 偏りを招くことになると考え、申し込み〆切までは公開致しません。是 非、御自身のやられている研究、やってみたい研究を投稿してみてくだ さい


  13. テーマは何でも良いと言いますが、本当に何でも良いの?

    BACでは投稿された論文は全て査読を通します。査読は通常の専門性の 高い学会とは異なり、極めて客観的立場で倫理的問題や社会的悪影響を考 えた査読に止めます。故に、何でも良いというのは、そういう制限があっ ての自由であることに留意して頂きたいと思います。


  14. BACはどういう人に参加もしくは発表して欲しいと御考えですか?

    ・他分野の研究に興味がある人
    ・自分の研究に違った視点での指摘が欲しい人
    ・構想段階だが誰かに聞いてもらい評価して欲しい人
    ・「こんな研究構想は相手にされない、、」と自己完結している人
    ・自身の分野の研究活動に対し興味はあるが自信のない人
    ・議論が苦手な人
    ・他分野で自分の研究がどう評価されるか試したい人
    ・他分野の友人や共同研究者を見つけたい人
    ・参加しようか迷っている人


  15. 異分野の議論ってうまくいくのか心配です

    発表の段階で議論はコンセプトレベルからは脱しないと考えられます。 色々な分野から来ている人に話をするわけですから、分りやすいコンセプト レベルの議論になります。恐らくは、議論の相手も同一分野でない限り、自 分の分野の立場で意見を言い、歩み寄ろうとするでしょう。BACのスタイル は専門性の高い研究を発表しようとする人にとっては、既存の学会で得る ような教科書通りの指摘ではなく、刺激ある見たこともない変化球質問を ぶつけられるでしょうし、大いに期待できます。それにより、より広い視 野で自らの研究を評価できるようになるでしょう。あくまで構想段階の人 にとっては多角的に意見を取り入れ、より自らの研究に客観性を見いだす 場所であると同時に、似たような考えを持った別分野の人材と出会えるか もしれません。

    BACでの議論とはうまくいくとかいかないという話ではなく、いかに相手に 研究の意図を伝えるか、どうやったら理解できるか?を相互に歩み寄ること で自らの立場を発見するということなのです。自分らしさを見つける場所 がBACなのです。



  16. 査読は誰がやるの?

    BACスタッフが行います。スタッフの分野によって評価に偏りが出る という御指摘もあると思いますが、先の質問にもありましたように、内容 については倫理的問題と社会的影響にのみ終始するため、一般の査読あり 論文で行うような専門性の高い査読ではありません。論文が倫理上、問題 になるかならないか境界にあたるような場合、学生査読者だけでなく、論 文制作者の意図も十分汲み取った上で、しかるべき専門の先生に支持を仰 ぐなどして決定したいと考えております。無論、査読に学生以外の意見が 入った場合や不採用になった場合はその理由、査読者を明らかにすると共 に、再審査請求にも応じます。


  17. ポスターセッションって何ですか?

    ポスターセッションとは, 複数の発表者が同時に, 割り当てられたスペースで議論する形式です. 各発表者は,パネルボードに発表資料を張り出し, お客さんが来るごとに議論してもらいます.

    # 個展のようなものと思ってもらって結構です.
    # 作品を囲って様々な意見を出し合うというわけです.



  18. 論文って書いたことないんですが。

    発表者には,当日提供してもらうテーマや作品の紹介をA4用紙2ペ ージ分にまとめてもらいます.自分がこれまで考えてきたことや当日発 表してもらうネタのことについて,書いてくだされば結構ですが,他分 野の方が読む可能性が十分あることを考慮に入れておいてください.

bac@jaist.ac.jp