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IBM U.K.までコンピュータの修理をお願いしにいくため、とりあえず、早朝に家
を出て、ケンブリッジ駅に行く。しかし、どうも駅員の様子がおかしい。
えっ?と思い、大型の液晶ディスプレイにかかれた時刻案内を見ると、London
Kings Cross行きは、キャンセル、キャンセル…、キャンセルの嵐。何事かと思
い
きや、どうも中継駅のHatfieldで事故があったらしいとのこと。この「事故」の
単語に昨日のBBCニュースを思い出す。なんか列車事故があり線路を薙倒し、復
旧の目処が経たないといっていたなぁと思っていたら、その事故現場こそ今、目
の前にしているキャンセル路線ではないか。「ガーーーン!」なんてついていな
いだと思いながらも、ここは忍耐、忍耐と思い、駅員にWelwyn Garden Cityに行
きたいのだけど、どうやっていったらいいのかと尋ねたら、いきなり「シーーッ
トゥ!」と吐き捨てるようにいわれた。どうも現場に近いらしい。マップで調べ
たら、まさに事故現場の隣。
本当にいけるのか〜と心配していたが、とりあえず近くの駅まで電車で
行けるらしいので、それでいって後はバスとタクシーを使えばなんとかなるとい
われた。指示に従って、Stevenage駅まで電車でいき(約1時間。普通じゃロンド
ンまで着いているって)、バスに乗り換えWelwyn Garden Cityに無事到着。
もうお昼になっていたので、駅周辺をぶらぶらし、タクシーで目的地のIBM
U.K. のサービスセンターに着く。ものの5分で修理の受け付けを終え、またあの
長い道のりで家路に着くことになった。サービスの人の話では多分、ハードディ
スクからのデータリカバリーは無理だろうとのことだった。専門業者を紹介でき
るが、費用がかかるぞ!といわれた。
とりあえず、家路についた。研究室に戻ったときはもう夕方だった。
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